KORGは、電子楽器の開発で世界的に有名なメーカーです。電子ピアノも多くのモデルをリリースしており、初心者から上級者まで幅広く対応しています。
この記事では、KORGの電子ピアノの特徴や選び方、おすすめ機種をご紹介します。あなたにぴったりの電子ピアノを見つけるのに役立ててください。
KORG電子ピアノの特徴
KORGの電子ピアノには、以下のような特徴があります。
機能がシンプル
KORGの電子ピアノは、音色やエフェクト、内蔵曲などの機能がシンプルにまとめられています。操作がしやすく、スムーズにピアノを弾くことができます。機能を使い切れないという心配もありません。
コンパクトなデザインが多い
KORGの電子ピアノは、スリムでスッキリとしたデザインが多く、部屋に置いても圧迫感を感じにくくなっています。持ち運びも容易です。それでいて、ピアノとしての性能も高く、弾き心地や音質も十分満足できるレベルと言えます。
価格が安い
KORGの電子ピアノは、比較的低価格のモデルが充実しています。88鍵モデルを3万円台から購入できます。初期費用を抑えたい方やサブ機がほしい方に最適です。
KORG電子ピアノのおすすめ機種
KORGの電子ピアノには、さまざまなシリーズがあります。ここでは、代表的な5つのシリーズをご紹介します。
B2シリーズ
B2シリーズは、KORGの代表的なエントリーモデルです。大きなスピーカーで、臨場感のある音としっかりとした弾き心地が特徴です。手軽に本格的なピアノ演奏をしたい方におすすめです。
B2シリーズには、以下の3種類があります。
- B2:スタンダードモデル。スタンドやペダルは別売りです。
- B2SP:B2に専用スタンドと3本ペダルが付属したお得なセットです。
- B2N:鍵盤タッチが軽く、本体も軽量なモデルです。可搬性に優れています。
C1/C1 Air
C1/C1 Airは、G1B Airのシンプル&コンパクト版です。奥行きが5cm近くスリムで、部屋に置いても圧迫感を感じにくくなっています。鍵盤機構はG1B Airと同じで、アコースティックピアノさながらの弾き心地を楽しめます。
C1/C1 Airには、以下の違いがあります。
- C1:ドイツと日本の2種類の音色を搭載しています。
- C1 Air:ドイツと日本の2種類の音色に加えて、Bluetoothオーディオ機能を搭載しています。スマートフォンやタブレットなどの音楽を本体スピーカーから出力できます。
Liano L1SP
Liano L1SPは、2022年秋に発売された新しいモデルです。Lianoのために新開発したLS鍵盤(ライトタッチ鍵盤)を搭載しています。軽く心地よいタッチです。本体の厚みはたった7cmで、バスレフ構造により、薄い筐体でもパワフルな低音を実現しています。ペダルと譜面立ての他、X型スタンドが付属するのも嬉しいポイントです。
LPシリーズ
LPシリーズは、ピアノをはじめとする10〜30種類の音色に加え、リバーブとコーラスのエフェクトも搭載されていて、より重厚で臨場感のあるサウンドを得られます。また、タッチの強さによって音の出方を調整できるタッチ・コントロール機能により、自分の弾き方とピアノをマッチさせやすいのもポイントです。
LPシリーズには、以下の2種類があります。
- LP-180:通常モデルです。スタイリッシュなデザインが魅力です。
- LP-380U:メイドインジャパン&機能拡張版です。USB端子を装備しUSB MIDI/AUDIOに対応しています。ハーフペダルにも対応しています。
D1
D1は、KORGで最も売れ筋の定番ステージピアノです。内蔵スピーカーがないため、スピーカーまたはヘッドホンに接続して使用します。あらゆるジャンルの音楽に対応可能です。鍵盤はRH3鍵盤を採用し、グランドピアノのリアルなタッチを体感できます。重みのある鍵盤を採用していますが、ボディがコンパクト(重さ約16kg)なのも魅力です。ライブ演奏で重宝します。