ダイアトニックコードとセカンダリードミナントは分析する事が出来ました。
【記事一覧】ジャズピアノ初級理論編【まとめ】
⇒1.ダイアトニックコード
⇒2.ツーファイブワン
⇒3.ナチュラルマイナースケールのダイアトニックコード
⇒4.ハーモニックマイナースケール
⇒5.マイナーツーファイブワン
Related II(ジャズピアノ初級理論編9)
There will never be another youを
ダイアトニックコードとセカンダリードミナントを使用して分析してみましょう。
分析する事の出来なかったコードは何でしょうか?
いくつかコードが出てきましたが、
今回はセカンダリードミナントの手前のコードに注目します。
セカンダリードミナントの手前のコードが
セカンダリードミナントに対する完全4度下の
マイナーセブンス(もしくはマイナーセブンスフラットファイブ)になっているでしょうか?
Another Youだとこうですね。
セカンダリードミナントは関係調のV7でしたが
その手前にIIm7もしくはIIm7b5を付けたすことができます。
このIIのコードをRelated IIと言います。
V7とセットで使ってね。
Related IIとセカンダリードミナントを表にしよう
キーのセカンダリードミナントを記入し
その手前にIIm7もしくはIIm7b5を記入します。
短調ならRelated IIはIIm7b5になるよ。
必ずしもそうとは限らない。(逆でもOK)
Related IIでマイナーキーのIIでIIm7を使用する場合もあれば、
メジャーキーのIIでIIm7b5を使用する事もあります。
Related IIのアナライズ方法。
Related IIはセカンダリードミナントと鍵括弧で繋ぐことでアナライズが完了します。
特に度数を書き込んだり、文字を書く必要はありません。
二つの機能を持ったデュアルファンクショナルコードと言うよ!
二つの機能を同時に持っているってことは、
使うテンションだったり、使用できるスケールがきっと2つあるってことだね!
これで色々な曲を分析してみよう!
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